子育て支援者「15のまなび」   講座日程レポート
(4) 7/26(日) 前田綾子
あかちゃんは生まれてからどう重力に対応しているかを考えてみよう

赤ちゃんの重力への対応のしかたをつぶさに観察 

7月26日(日)10:15~12:15 

前田綾子先生
くさぶえ保育園 園長(岐阜)の実践講座でした。
「赤ちゃんは生まれてからどう重力に
対応しているかを考えてみよう」

赤ちゃんモデルさんには、
月齢の若い順に並んでいただき、
その赤ちゃんの発達の様子をつぶさに観察し、
その発達段階にあわせた
動きのアドバイスをしていただきました。

寝ている時や、抱っこしたさいに
赤ちゃんの手の動きはどうなっているのか?
片手は握っているが、片手は開いているとか

抱っこしたさいの両手の動き方、
片手はたれさがっているとか、 

寝返りするさいにも、
両足が上にもちあがったまま寝返りしている。

こういった赤ちゃんの動き方を
つぶさに観察して、まずは現状を知ること。

生後2ヶ月までの赤ちゃんには、
手で赤ちゃんの首もとと腰を支え、
抱っこして目と目を合わせ、
足は開いて、大人の体にそわせ、
軽くこまやかに上下にゆすってあげると、
赤ちゃんの背骨が柔らかになり、
腕が肩からすとんと落ちる感じ、

機嫌がよくなり、表情が和らいだりする
その変化を間近に見ることができました。

どの月齢の赤ちゃんでも、
首や背中や腰が硬くなったいる場合
おへそのあたりに、手をおいて
こまやかに左右にゆらすことが大事。

手も足も、左右両方同じように動かすようになるよう、
上向きでおへそのあたりをゆらす、
はらばいでおへその裏あたりをゆらすことで
背中や首、腰の体のこわばり、硬くなっているところが
ほぐれ、自然と左右の動きがそろってくるのだそう。

バスタオルを巻いて、わきの下あたりにおき、
腰をゆらしてあげることで
うつぶせのさいに、足があがっていたのが、
だんだん足が下がってきて、
足の指でけってハイハイできるようになることが大事。

つなぎのベビー服を着ている赤ちゃんが多かったのですが、
成長が著しい時期だと、
つなぎの服では、股のところで丈がつまってきて
赤ちゃんも肩こったり、窮屈になったりするので、
できれば上下わかれた服のほうが、
動きをさまたげなくていいそうです。

おうちでころころしてるときは、Tシャツとパンツ
背中にすごく汗かくので、これだとTシャツだけでも
頻繁に着替えしやすかったように思います。  

赤ちゃんの目は、3ヶ月くらいで見えるよう
なってくるとか、
明らかに見える距離は、赤ちゃんによって違うそうで、

追視といって、
音のでるおもちゃとかを、
赤ちゃんが目で追えるかどうか、
顔のまわりで、上下、左右に動かして
目の動きを観察することも大切。

向きぐせがついていると、
苦手な方向はなかなか見ようとしないことがあり、
見ないと、その方向には手をださないといった
発達に偏りがでてくることがあるので、
赤ちゃんの目の動きを観察することは、
発達段階をみていく上で、重要なこと。

今、動きに偏りがあったとしても、
その赤ちゃんに必要な動きや刺激を
与えていくと、赤ちゃんは急に変わるものなので、
根気よく続けていくことが大切なようでした。

前田先生は午後のランチの間も
ずっと具体的なアドバイスをされたり、
質問に答えていただいたりと、
充実した学びの時間を、ありがとうございました。




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